流山街道沿いに建つ空色の建物。
正面にはモノクロに浮かぶあたたかな灯り。
昭和38年築の、かつてはお米屋さんの倉庫だった空間にあるのは、流山本町の別の場所で10年来親しまれ、2022年10月に移転してきた「古舎(ふるや)カフェ 灯環(とわ)」。
糀マイスターの店主・秋元由美子さんが、地元流山の食材や糀のものを使ったランチ、流山特産みりんのスイーツ、季節のケーキなどを毎日手作りしています。
ぬくもりの空間
店内は吹き抜けのように天井が高く、1歩中へ入ると思わず見上げてしまうほど。
開放的な空間に並ぶ、重厚感のあるテーブルや椅子へ座れば、穏やかな時間が流れていきます。
特にこだわりの内装は、ぬくもりを感じるランプの向こう、キッチンを囲む土壁。
お店のコンセプトである「手仕事と天然素材」のとおり、この土壁は元々のお店のお客様と一緒に手作業で塗っていったそうです。
なんと、この土壁の上はロフトになっており、貸切の個室としても利用できるそうです。
触れる器
ランチ等に使用されているのは、店主さんが長年愛好している笠間・益子の器。
そのほかにも丁寧に作られた作品を実際に手に取って購入することもできます。 見て、触れて、食べるぬくもりを味わいにいきませんか。
古舎カフェ 灯環
〈 営業時間 〉10:30~17:00 (L.O.16:30)
※予約優先、未就学児不可
〈 定 休 日 〉月・火(祝日含む)、夏季・年末年始・臨時休業・変則営業あり
〈 住 所 〉千葉県流山市流山3-349-2
〈 電話番号 〉04-7158-0221 ※予約は電話のみ受付
〈 ホームぺージ 〉千葉県流山市 古舎カフェ灯環 (towa.jp.net)
〈Instagram〉 @furuyacafe_towa
古民家活用プロジェクト
江戸時代から明治時代にかけ、舟運の拠点として栄えた流山本町エリアには、当時の繁栄ぶりを現すかのような古い建物や史跡が残っています。その歴史を後世に伝えること、文化を残すことを目的とした活動を通して地域の活性化に繋げる取り組みです。
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